誰も知らない「恋愛結婚」がうまくいかない理由

「結婚は人生の墓場だ」なんてことをよく言われたりします。
この数十年。離婚は当たり前となり、「仮面夫婦」という言葉も一般的なってきました。
では、なぜ愛し合って結婚したはずなのに、そのような夫婦関係に陥ってしまうのでしょうか。

ここでは、その原因について解説させていただきたいと思います。

恋人と夫婦との大きな違いについて

恋愛も結婚も、人間関係作りの１つです。
人間関係作りのうち、男女２人の間で作る密接な人間関係が恋人であり夫婦です。

そして恋愛と結婚の人間関係の違いは、関係する時間ですよね。
恋愛は、短期的な人間関係です。
多くの場合、恋愛という人間関係は、数ヶ月や数年で終わります。
一方、結婚という人間関係は、離婚しない限り死ぬまで数十年と続く長期的な人間関係です。

恋愛と結婚の違い

短期的な人間関係では、お互いを利用し合う関係でも成り立つのかもしれません。
ですから恋愛では、男性は女性に「愛している」というような女性の喜びそうな言葉や「ロマンチックなデート」を提供し、女性は男性の「性的な欲求」を満たすような関係でも成り立つ場合もあるようです。

このカップルの場合、お互いの利用価値のバランスが保たれているうちは、恋愛関係が継続します。

しかし、結婚し、結婚生活を続けていくなかで、
「妻の容姿が衰え始めた。」
「妻との夜の生活に飽きた」
「夫の収入が下がった」
「夫がリストラされ無職となった」

など、２人の間での利用価値のバランスが崩れてきますと、どちらかが不満をもち、不満をもっている伴侶を見て、もう一方も不満をもち始め、２人は夫婦喧嘩するようになり、やがて破局することになるかもしれません。

つまり、お互いを利用し合う人間関係というのは、短期的には成り立つのですが長期にわたって良好な関係を保ち続けるのが難しいわけです。

結婚は長期的な人間関係であるのに、お互いを己のメリットのために利用し合う関係では、長期にわたる良好な人間関係を構築するのが難しいからです。

結婚で失敗する原因

婚活や結婚で失敗する原因の１つは、月日の経過とともに、どんどんと衰えていく容姿や恋心を重視し、結婚相手を選んでしまうことのようです。

「Ａ子さんは見た目は可愛いし美人だしセクシーだし、今は大好き」
「Ｂ男さんは、見た目はイケメンだし大好き。」

と、容姿や恋心を重視し、結婚相手を選んでしまうと、結婚５年後１０年後には恋心は薄れ、相手の容姿も衰えてくると結婚を決意した当初の理由がなくなってしまいます。
すると、一緒にいる意味が見出せなくなってしまい、子供とお金のために離婚しない仮面夫婦となってしまうかもしれません。

そのような意味では、結婚/婚活の失敗の原因の１つは【自分の幸せのために異性を利用しようとする心】にあると考えられます。

まとめ

一説によると、男性とは子孫を存続させるため、多様な遺伝子を遺そうとより多くの異性と関係をもつために、恋心というのは数年で消えてしまうようになっているそうです。

ですから本能のままに恋愛し結婚し、数年で消える恋心とともに、数年で結婚生活も破綻し始めることになるのは、ある意味、自然な事であるのかもしれません。

つまり、婚活とは長期的な人間関係な視点からパートナーとの人間関係をよりよく発展させていける相手を選ぶことが大切だといえます。特に男性の場合、「若さ」や「容姿」に意識が偏りすぎる傾向がありますので、結婚を意識したパートナーをお望みなら「性的な欲求」から始まる人間関係にはくれぐれも注意をしてください。プログラムを学びパートナー選びの選択肢が増えると本来の目的を見失いがちになり「性的な欲求」を抑えることが出来なくなることがあります。

まだ結婚するつもりはなく、多くの恋愛を楽しみたいというご相談の場合は最初にお伝えください。あまりなれていない状態で女性関係が複雑化すると結果的に多くのものを失うことがありますのでアドバイスさせて頂きます。

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